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執筆者の写真居合道部 日本大学

令和元年度 春合宿


今回2月14日から2月17日の3泊4日の日程で、千葉県九十九里浜のそばにある、蓮沼シーサイドイン小川荘にて春合宿を行いました。


稽古は1日に午前・午後・夜間と3部構成で行いました。


初日は役職決めのミーティングと基礎稽古を中心に基本を確認しました。

2日目から、佐野監督・沖野先生にお越しいただきました。

午前稽古で抜き付け、鞘引き、後足と言った根幹となる部分を佐野監督に見ていただき、午前稽古途中、午後最後からは沖野先生にお越し頂き、制定居合を講習会形式でご指導いただきました。また、夜には沖野先生にミーティングをしていただき、自分たちが学んでいる「夢想神伝流」がどう言ったものなのか、先人たちがどういった思いで受け継ぎ、どういう道統を辿ってきたのかなど話していただきました。中々聞くことが出来ない貴重なお話をして下さり、稽古に一層身が入りました。


3日目には、昨日に引き続き、午前稽古では沖野先生に古流を講習会形式で見ていただき、午後稽古では、古流及び組太刀(太刀打ち)をご指導頂きました。

午前稽古では、第二代の緑川先輩に稽古を見に来ていただくことも出来ました。


また、夜間稽古にて真剣を使用しての巻き藁の試斬りを行い、手の内、刃筋、軌道の確認を行いました。



合宿最終日では、演武会を行いました。

先生にも見ていただく中での演武は、緊張感のある良いものとなりました。

すべてをこの場でご報告することは出来ませんが、今回の春合宿は、心構え・基礎体力・基本動作に重点を置いて稽古したことで今まで見落としていた課題を見つけ出すことができた合宿になったと思います。

また、例年にないほど先生に長く滞在していただき、丁寧にご指導頂き、充実した合宿となりました。


沖野先生 緑川先輩、佐野監督

誠にありがとうございました。



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